からゆき哀歌(安武わたる)のネタバレと感想! ~異国に売られた日本の女たち~無料試し読みはこちらです

今回は「安武わたる」先生の『からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~』というマンガを読んだので、ご紹介しちゃいますね。

”からゆき”を漢字で書くと”唐行き”。
明治時代から昭和初期にかけて九州の天草諸島付近から南方へ出稼ぎに行った女性のことだそうです。
(”唐”は広い意味で外国のこと)

※ここから先はネタバレもあるので、お先に立ち読みをお勧めします!

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あらすじ

『南洋の撫子~からゆきさんの物語~』

明治末期 南シナ海―

船の揺れに耐えきれず吐き戻してしまうゆりを気遣うミキ

二人は貧しい故郷の村をあとにして、外国船に隠れて南方へ向かう”密航者”だった。

ミキたちの故郷は土も悪く潮の加減で漁も出来ない貧しい村だった。

米一升が10銭、ひと月働いても女は1円がやっとという時代に口入屋の田浦(たうら)という男は外地にいけば三百円も支度金が積めると言う。

しかも毎日3度のメシが食えて綺麗な着物を着て仕事をすれば、家に毎月百円の仕送りも出来ると言うのだ。

13歳のミキは親が暗い顔をするのも気にせず、自ら志願して南方へ出稼ぎに行くことを決めるのだった。

村で妹分のゆりも南方へ行くことになったと泣くのだが、ミキが一緒ならと気持ちを固め、ミキはゆりを守ってやるから二人でうんと稼ごうと励ますのだった。

しっかり奉公して家を助けると決意するミキだったが、小船に乗って小さくかすむ故郷を見たときにはさすがに心細くて涙が溢れる。

村に居た時は愛想よく笑っていた田浦だったが、門司の港から外国船に密航させる時には人が変わったように少女たちを怒鳴りつけるのだった。

他の村々からも集まった少女たち10数人は、石炭と一緒に船底に隠れて外地を目指すのだがー。

『からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~』は、「南洋の撫子~からゆきさんの物語~」の他に「奴隷海岸」、「囚われの羽衣」、「白拍子~橘という遊女~」の全部で4作品が収録された短編集です。

ネタバレと感想

他の女の子たちはともかく、同じ村出身のミキとゆりは外地で何が待ち受けているのか自分の行く末を理解しないままに密航者として南方へ渡ることとなります。

気丈でしっかり者ののミキは妹分であるゆりを気遣い、船酔いしてしまったゆりのために水を手に入れようと他の女の子たちが止めるのも聞かず船底から出ていきます。

何日も船底にいて日付や時間の感覚がなくなっていましたが、甲板に出てみると夜でした。

夜なら見つかりにくいだろうと水のありそうな台所はどこかと探すミキでしたが、水を見つける前に船員に見つかってしまいます。

外国船に密航していたのですがミキを見つけたのは日本人で雑役夫として雇われている誠之助(せいのすけ)という若い男でした。

ミキの口調から同郷だと知れた二人は一気に打ち解けます。

水や食料を持って誠之助と船倉に戻ると、ミキが居なくなったことでゆりが田浦に責められているところでした。

ゆりを庇おうとしたミキは田浦に殴りつけられますが、誠之助が間に入ってくれてそれ以上殴られることはありませんでした。

それからも誠之助は時々差し入れを持ってきてくれましたが、30日後マレー半島の港に着いたときにはお別れも言えず隠れて上陸するミキたちなのでした。

11月なのに熱い常夏の国に驚きはしゃぐミキとゆりでしたが、着いた日からさっそく仕事がはじまります。

何をするのか具体的には分かっていないミキ。

田浦には「”おなご仕事”じゃ」と言われていたのですがー。

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きれいな着物を着せられて髪も結われ、美しく見違えたミキ。

客の言うとおりにしろと言われ、何かヘンだと感じているとそこに青い目の男がやってきます。

ミキたちの外地での奉公、おなご仕事とは売春のことでした。

そんなこととは知らなかったミキは客をとることを嫌がるのですが、キツイ折檻をされてそのうち早く稼いで帰ろうと決心します。

相変わらず弱いゆりは泣くばかりでしたが、気持ちを決めたミキは強く、そのうち密航船で別れたきりだった誠之助と再会し惹かれあうようになります。

それから数年の月日が流れ、ミキに妾にならないかという話が持ち上がります。

それは上陸してはじめてミキを買ったあの青い目の男と一緒にシンガポールに行くという話でした。

妾になれば自分の借金どころかゆりの分も一気に返せます。

しかし誠之助と恋仲のミキは彼を置いて行くことも出来ずに悩むのでした。

そんなとき、妾話をどこからか聞きつけた誠之助がやってくるのですがー。

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まとめ

読んだらキツイ思いをするってわかっているんですけどどうしても気になって読んじゃうんですよね。

このストーリーな女たちのシリーズは読み終わっていい気持ちになるものはほとんど無いと言っていいと思うんですが、ついつい手を出してします魔性性のある漫画が本当に多いです。

今回はからゆきさんという南方に売られていった九州地方の少女の話を筆頭に、アフリカの奴隷の話や室町時代の白拍子の話が収録されています。

全部時代背景や登場人物の環境が違うのですが、根底としては同じくモノのように扱われた女性が主人公として描かれています。

『南洋の撫子』を恋愛ものとして読み解くと、そこには世話を焼いてくれたミキと誠之助の仲を羨んで略奪した妹分のゆりというライバルの存在があります。

ゆりのしたことには批難されるべく焦点が当たるのかもしれませんが、ミキがどこかでゆりを許したようにみんなが必死で自分の居場所や幸せを求めた結果だったのだとどこか諦めのようなある意味広い気持ちや視野でいることを求められたような気がしました。

上手く言えないんですが、普通なら生きることに必死なとき他の人を踏みつけてでもと思うゆりちゃんの気持ちのほうが容易に理解できると思ったんですが、ミキちゃんのように同じく必死な人のことをどこか断罪できずに許してしまうようなことになるのかなと思えたんです。

この作品集の中でいちばん現代に近いのは詳しくご紹介した『南洋の撫子』ですが、これでさえ前時代的だと感じます。

しかし現実世界に目を向けてみると、結局弱い人の権利や尊厳を奪うことでしか人間社会に莫大な富を築くことは出来ないのかも知れないと考えさせられました。

もし世界の富や不幸を地球上に生きる人間全員で均等に分配した場合、自分の生活や環境は今より良くなるのいか悪くなるのか、そんな大きなことにまで思い至るような作品でした。

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『からゆき哀歌~異国に売られた日本の女たち~』は、「南洋の撫子~からゆきさんの物語~」の他に「奴隷海岸」、「囚われの羽衣」、「白拍子~橘という遊女~」の全部で4作品が収録された短編集です。

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